2010年11月26日

朝の定期便 2010-11-26(金)

 
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>今朝の最低気温7.9度(05:47;さいたま市観測点)、くもり→晴れ。

>おはようございます。昨夜の雨も上がって、晴れ間が覗き始めました。

>久しぶりの午前中の更新です。いろいろなことが重なってとても多忙ですが、父のことが最優先なので、その時間をはずして上手に時間を配分しなければなりません。そういうことがあまり得意ではないので(インスピレーション優先で動く傾向にあるので、計画が守れない!)、ひーひー言ってしまいます。

>「間に合った地震速報12件中1件 総務省が改善勧告」というニュースがありました。総務省が改善勧告することはよいと思いますが、記事を書いた記者は「地震速報は役に立たない」という印象を持って文をまとめたような気がしました。

>地震速報の仕組みを知れば分かるように震源が近い地震では役に立たないのは当然です。それより、このような試みが始まったことにエールを送るべきでしょう。精度を上げなければならないのはその通りですが、精度が低いからやめてしまえというのならどのような技術も育たないことでしょう。

>精度の低さで言えば政府の右に出るものはありません。「役立った施策12件中ゼロ、国民が改善勧告」こんな感じです。今や非難の応酬の場以外のなにものでもない国会中継は全番組中一番の「低俗番組」と成り果てています。

>三洋電機の米粒からそのままパンが焼ける「ゴパン」が予約の受け付けを中止したというニュースもありました。あまりの注文の多さに引き渡せる日時が分からないほどの人気だからだそうです。

>その昔、音楽好きな人々は良いLPプレーヤーが欲しかったものです。しかし、CDプレーヤーが発売されると、誰もが実はこれが欲しかったのだと思うようになり、あっという間にLPは過去のものとなりました。

>人は自分が本当に欲しいものを知っているとは限りません。本当に欲しいものが分かったり、本当になすべきことが何であるのか分かったりする人は一種の“天才”であり、私のような凡人は、そのような天才から教えられて自分自身を知ることがたびたびです。

>京都ピアノ工房の森田さんのような人からピアノの音を学び、自分がどういうピアノが欲しいのかが分かるようになりました。過去の第作曲家たちから学び、自分がどういう曲を書くべきかを知りました。

>本来ならばレオナルドのように自然(事実、あるいは“ありのまま”)から学べなければならないのですが、なかなかそこまでの力が育ちません。これこそが日々の修業の中身です。

>気象情報

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

>昨日の最高・日最高気温は沖縄県 鏡原観測点の25.2度(10:59)、最低・日最低気温は北海道 根室地方 根室中標津観測点のマイナス9.6度(05:19)、最低・日最高気温は北海道 網走・北見・紋別地方 白滝観測点の1.6度(13:08)、最高・日最低気温は沖縄県 北大東観測点の21.9度(23:47)でした。

>今日のFM番組から

・午後2時00分 気ままにクラシック(再)

番組詳細

・午後4時00分 ビバ!合唱(再)ロシアの合唱曲集 

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・午後4時30分 吹奏楽のひびき(再) 列車に乗ってどこまでも

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・午後7時30分 ベストオブクラシック・セレクション ピエール・アンタイ チェンバロリサイタル

ピエール・アンタイは1942年パリ生まれのフランスのクラヴサン奏者(フランス人なのでチェンバロではなく、クラヴサン奏者と書くことにします)。名前からも推測できるように、父親はマジャール人(ハンガリー人)。
プログラムはジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643:イタリア)、マーティン・ピアソン(1572頃-1650:イギリス)、ウィリアム・バード(1540頃-1623:イギリス)、ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616?-1667:ドイツ)、ルイ・クープラン(1626頃-1661:フランス)、フランソア・クープラン(1668-1733:フランス、ルイの甥)、ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757:イタリア→スペイン)、バッハ(1685-1750:ドイツ)です。
当時の最前衛作曲家とも言えるフレスコバルディや、バッハ以前の重要な鍵盤楽器曲の作曲家であるフローベルガーなどの作品は鍵盤音楽史の流れを掴む上で重要です。

番組詳細

>明日(27日)早朝のFM番組から

・午前6時00分 バロックの森 ルイ15世時代の音楽(6)

番組詳細

>11月26日の過去のできごと

1894年 サイバネティクスの創始者として知られるアメリカの数学者、ノーバート・ウィーナー誕生。
1915年 アメリカのピアニストで作曲家のアール・ワイルド誕生。公式ホームページによると現在も現役として活躍中。
1925年 アメリカのピアニスト、ユージン・イストミン誕生。
1931年 ハンガリー生まれのヴァイオリニスト、ヨーゼフ・シヴォー誕生。一時期ウィーンフィルのコンサートマスターを務めた。
1952年 スウェーデンの地理学者で中央アジア探検で知られるスヴェン・ヘディン没。
1959年 イギリスの作曲家、アルバート・ケテルビー没。
1961年 レフ・トルストイの最後を看取ったロシアのピアニスト・作曲家のアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル没。
2003年 ブリストルで超音速輸送機コンコルドの最後のフライト。コンコルドが科学技術史上でどのような位置づけになるのかは後世にならないと分かりませんが、技術的に可能であることと、実際的(必要、実用、妥当、経済収支、支持が得られるなど)であることとの間には極めて論理的な理由が存在すると思います。まさに音楽にも当てはまることでしょう。

 
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posted by tomlin at 11:52| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 定期便 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする