>144832(←トップページアクセスカウンタ)/44760(←定期便アクセスカウンタ;内部カウンタによる昨日の実訪問者200人 / 438ページビュー)。
>今朝の最低気温21.7度(05:10;さいたま市観測点)、雨→くもり。
>おはようございます。明け方まで降っていた雨もやみ、空は明るく輝いてきました。晴れたら一気に気温が上がることでしょう。
>6月うしかい座流星群の極大日ですが、天気が・・・。
>ピアノレスナー講習会が2日後に迫ってきました。今までにずいぶんたくさんのピアノレスナー講習会を受講しましたが、偉そうに聞こえてしまうかもしれませんが、本当に必要な情報を与えてくれる講師は数少なかったと感じています(ごめんなさい、私の理解力が足りなかったのだと思ってください)。
>中でも多かったのが「生徒の興味を惹く」というテーマです。それはとても良いことなのですが、ピアノ音楽の魅力を知らない子どもたちが興味を持つのは、メディアから流れてくる耳慣れたJ-POPであったりします。ピアノの発表会に歌の編曲がずらりと並んだりするのはその良い例でしょう。(J-POPが好きなことは少しも悪いことではありません。でも弾き語りしたほうが素敵かも)
>では、クラシック音楽(古典音楽という意味での)を弾かせていればよいのでしょうか。古典音楽は時代の波を乗り越えて伝えられてきた音楽ですから非常に重要ですが、私たちは18世紀19世紀に生きている訳ではありません。それらは教養の一部ではあっても、誰もがベートーヴェンやモーツァルトだけで満足するわけではないでしょう。
>であるからと言って、20世紀以降の作品ばかり演奏していればよいというものでもありません。
>ピアノのレッスンはピアノによる「音楽のレッスン」です。現代の私たちが、素直に美しい音楽として認識できるのはジョスカン・デ・プレの時代以降でしょう。しかし、その時代にはまだ鍵盤楽器の音楽は発達していませんでした。事実上、レッスンに登場するのはウィリアム・バードの時代のヴァージナル曲集あたりからでしょうか。そして、終着点は21世紀の最新曲までに及びます。
>これらの曲の中から、21世紀人としてのセンスで「洗練された音楽」(もちろんジャンルは問いません)を探し出して配列したものが、その先生のレッスンです。
>上記のような広大な音楽世界を念頭において考えると、少なからぬピアノ教室が、非常に狭い世界の中で顕微鏡的な教材によってレッスンしているのではないかという気がしてきます。
>そして、それを脱出する方法としてピアノ指導法講習会では「ピアノ◉◎」という新しく書かれたメソードでレッスンする方法が説かれます。中には10年経ったら消えてなくなっているメソードもあるかも知れません。
>web上で「バイエル以外でレッスンしてくれる教室を探しています」というような書き込みを見ることがあります。それが、バイエル以上のメソードでという意味なら本当に納得できますが、それに対する答えが「今は良いメソードがたくさん出版されていますから・・・」というものであったりします。
>びっくり〜〜〜〜!
>現代には天才がそんなにたくさんいたのか〜と驚いてしまいます。
>そのメソードが優れているかどうかは、この500年間に書かれた真の名曲と併用することによってすぐに分かります。ルネッサンス期にもバロック期にもバイエルレベルで弾ける名曲がいくつもあります。生き残ってきた曲たちは、その多くがピアニスティックな書法で書かれています。歌の編曲ものが弾きにくいのはピアニスティックという視点が欠けている場合が少なくありません。
>古今東西の名曲と併用してもビクともしないのがバイエル、ブルクミュラー、ツェルニーなどの歴史を乗り越えてきたエチュード群です。「今では良いメソードがたくさん・・・」という文章はそれらの練習曲が劣ったものであるという前提でないと出てこないはずの言葉ではないでしょうか。
>私は、音大でバイエルやブルクミュラーの詳細なアナリーゼが行われないことによって、これらの曲が軽んじられ、また生徒に魅力が伝わらないのであって、曲に問題があるのではないと考えています。
>ピアノレスナー講習会に参加してくださる先生方が「すごい!」と思ってくださるような内容でなければセミナーは単なる時間の浪費に終わってしまうことでしょう。
>あと2日。一応書き上げた原稿をさらに練り上げて半日で皆さんの音楽観を変えてしまうようなセミナーにしたいと意気込んでいます。
>気象庁地震情報
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各地の震度に関する情報>気象情報
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実況天気図・
地域時系列予報(埼玉県)・
気象衛星 赤外日本域画像・
気象衛星 可視光全球画像>昨日の最高・日最高気温は三重県 上野観測点の35.2度(11:13)、最低・日最低気温は北海道 留萌地方 天塩観測点の3.1度(01:56)、最低・日最高気温は北海道 胆振地方 登別観測点の14.1度(13:12)、最高・日最低気温は愛媛県 松山観測点の27.8度(08:31)でした。
>観測史上1位の値 更新状況
西日本各地で6月の日最高最低気温第1位の記録が更新されています。
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昨日6月27日>今日のFM番組から
・午後2時00分 クラシックカフェ
ユリウス・フチーク(1872-1916;チェコ)、コダーイ・ゾルターン(1882-1967)、ドヴォルザーク。フチークとドヴォルザークがスラブ言語系、コダーイがマジャール言語系なのでひとくくりにするには東欧近代の作曲家特集としたいところですが、選んだ作曲家の範囲が狭いので、さらに何か理由があるのかも知れません。
フチークは「剣士の入場」のみで知られている作曲家ですが、実際は多作家です。コダーイはバルトークの1歳年下のハンガリーの作曲家で、盟友バルトークとともにマジャール民謡の収集と研究を行なった人です。むしろ、コダーイはバルトークよりも早く民謡研究を始めており、バルトークはコダーイに触発されて伝統音楽の重要性に気づいた可能性もあります。バルトークほど先鋭的ではなかったものの、彼の業績は研究・作曲・教育などの分野にまたがって数多く遺されており、「現代ハンガリー音楽の父」という称号はコダーイに与えられるべきでしょう(バルトークは20世紀音楽の父)。
ドヴォルザークの「交響曲第7番 ニ短調 作品70」は、人気曲である第8番、第9番の陰に隠れがちですが、これも優れた作品です。下のリンクは東京フィルハーモニー交響楽団HPの「東京フィル on TV」にある「ドクトル中川」こと指揮者の中川賢一さんによる楽しいアナリーゼ。ドヴォ7のファンになること請け合いです。
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ドヴォルザーク交響曲第7番「ドクトル中川のアナリーゼ(動画:前編)」・
ドヴォルザーク交響曲第7番「ドクトル中川のアナリーゼ(動画:後編)」番組詳細・午後7時30分 ベストオブクラシック 吉川隆弘 ピアノ・リサイタル
吉川隆弘さんは1973年生まれ。イタリアのミラノを拠点に活動しているピアニストということです。
リスト、ラヴェル、ストラヴィンスキー、プラーンク。
番組詳細>6月28日の過去のできごと
1193年 曾我兄弟の仇討ち。曾我十郎祐成と曾我五郎時致の兄弟が父親の仇である工藤祐経を討った事件で、赤穂浪士の討ち入りなどと並ぶ有名な仇討ちのひとつです。法整備が整っていなかった時代の一種の私刑で、私は賛成しかねますが「告白」のような小説(映画)が話題になるくらいですから、人々の中にはそのような気持ちがあるのでしょう。かくいう私も、家族が重大犯罪の被害に遭ったとしたら復讐を誓ってしまうかも知れません(おーコワ)。
1577年 バロック期のフランドルの画家、ピーテル・パウル・ルーベンス誕生。
1712年 フランスの哲学者・思想家、ジャン=ジャック・ルソー誕生。作曲家でもあった。「むすんでひらいて」は、彼のオペラ「村の占者」の一節。
1841年 アドルフ・アダンのバレエ「ジゼル」がパリ・オペラ座で初演。
1888年 バルトークから「ヴァイオリン協奏曲第1番」を献呈されたハンガリーの女性ヴァイオリニスト、ゲイエル・シュテフィ誕生。
1902年 アメリカのミュージカル作曲家、リチャード・ロジャーズ誕生。
1912年 ルーマニアの指揮者、セルジュ・チェリビダッケ誕生(当時ルーマニアで使われていたユリウス暦。グレゴリオ暦に直すと7月11日)。
1945年 「ハイケンスのセレナーデ」で知られるオランダの作曲家、ジョニー・ハイケンス没。JRの客車式列車の車内チャイムはほとんどがの曲の最後の部分が使われています。下に列車の車内チャイムと原曲の動画をリンクしておきます。聴けばきっと「あ、聴いたことがある」と思われることでしょう。
1948年 福井地震(M7.1)。死者3769人、倒壊家屋36184戸、焼失家屋3851戸。
>ここにも平時備蓄を実践している人が。
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食糧備蓄のローテションを行う