2011年07月14日

朝の定期便 2011-07-14(木)

 
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>今朝の最低気温25.3度(05:20;さいたま市観測点)、快晴。

>おはようございます。梅雨明け以来、空の青さが深い色になって、歩いて買い物に出かけた時など空ばかり眺めてしまいます。今朝は少し白くかすんでいて湿度の高さを感じさせます。大気の動きしだいでは夕立があったりするのでしょうか。

>昨夜は、なでしこジャパンのキックオフだけでも観戦しようと思ったのですが、3時半に眠ってしまいました。しかし、5時半頃にはラジオで彼女たちの勝利が報じられ、おおおおおおお〜今日は良い一日になるぞ〜と嬉しく思ったのでした。

>なぜ、そんなに早く吉報を知ることができたのかというと、私が寝ている部屋の掃き出し窓の電動シャッターがどういうわけか、50センチくらいを残して閉まりきらずに停止していて、朝日が差し込んできたからです(シャッターを完全におろすと全く外光が入り込まない設計です)。だから、目覚めてすぐに枕元のラジオのスイッチをオンにしました。

>私の作曲の師であり、人生の師でもあり、今となってはライバルでもある土肥先生は、私に重要な言葉をいくつも遺してくださいました。そのひとつが「優れた人間は、必要なときに必要な情報にアクセスできる」(言い回しは少し異なります)というものでした。

>たとえば、土肥先生のレッスンでは作曲しても決定稿を書きあげなければ作曲したとは認められませんでした。作曲するよりも決定稿を書くことのほうがずっと時間がかかり難しいので、ヘボな曲はその段階で消えていきます。しかし、どうしてもうまく書けないので先生に模範となる楽譜について質問すると、即座に「ドビュッシーの前奏曲集第1巻を参考にしなさい」と答えが返ってきました。

>その時から今に至るまで、たしかにそれを超える楽譜には出会っていません。もっと細かく大量に書き込みのある楽譜ならいくらでもありますが、本当に必要な情報を漏らさず書き込んであるのに、必要以上の指示がないというバランス感覚がすぐれた楽譜とは出会っていないという意味です(ここで言うバランス感覚が何かという問いには、直接おいでいただいて説明するしかありません)。

>楽譜は本当に怖いもので、書いた人の全てが表れてしまいます。また、書くことによって頭の中が整理されます。作曲家でなくともピアニストならば楽譜を校訂を行なえば同じ効果があります。指揮者は必ずといってよいほどスコアに書き込みをして校訂譜とします。

>以後、音楽書のどこかに前奏曲集第1巻のことが「模範楽譜」として書かれていないかと探してきましたが、いまだ見つかりません。土肥先生が自ら到達した可能性が否定できません。

>同じような例では、旋律の発想と創造では「モーツァルト、ビゼー、チャイコフスキーの3人を研究してみなさい」(この情報は私に強烈な成果をもたらしました)。

>また、作曲家について知りたいからと伝記を読んでも、音楽以外のことしか分からないということも問い先生の言葉によって気づきました。やはり全ては楽譜にあります。校訂部分ではありません。構造です。ほとんどの書物が楽式論として時系列構造を扱います。それも重要ではありますが、本当に知りたいのは作曲家が何を重要であると考えていたかです。

>細胞音形という言葉はルドルフ・レティの著書を読んで初めて知りましたが、土肥先生は「統一」(統一された美の創造)のために作曲家がなにを行なったかを調べれば、その作曲家のことが分かると言いました。

>彼のレッスンは結論と例だけがあって詳しい説明がないので、結論が正しければ「無謬」です(そういう意味では史上最強のレッスンかも)。この時の例はモーツァルトのK.545第1楽章でした。何年もかけてこの曲が第1主題だけで構築されていると読み解いた時には、天才の作り出す音楽の深淵を覗き見た気持ちになりました。レッスンに通われている方なら「K.545 コデッタの衝撃」を覚えていらっしゃることでしょう。

>後年、レオナルドの「受胎告知」に出会い、ようやく私は人々の間に共通理解として存在する美の根底に自然美、とりわけ「命のデザイン」が存在することを自分の言葉で理解しました(“レオナルド”というキーワードは、ずっと前から土肥先生から受け取っていました)。

>猫には猫耳という比喩で私が語る「美の論理」です。

>そんな私が見つけた「必要な情報にアクセスできる賢者」のひとりが月男嘉男さんです。TBSラジオで毎週木曜日朝8時に彼が出演するコラムがあり、毎週多くの新しい知見を得ることができます(しかし、知ったところで分かったことにはなりません。自分の言葉で語れるようになるまでしつこくしつこく考え抜くのです)。

>今朝は、7月14日(明治4年7月14日、西暦では1871年8月29日)が廃藩置県が行なわれた日であることに関連して「バイオリージョン」による、自治体の再分割に関する提案でした。

>バイオリージョンというのは、簡単に言えば地理的な分割ではなく生態系による区域分け、ということだと思います。たとえば、河川の流域をひとつの地域とすれば、その河川の管理と一貫した流域の保護がおこなえるわけです。

>月男さんによると、バイオリージョンによる区域分けは日本全国をほぼ300に分割するそうです。これは江戸時代の藩の数に近いということでした。

>現在の区域割りは川と山(稜線)が大きな要素となっています。つまり、川の流域は左岸と右岸で分かれてしまっているわけです。

>わっ! 時間をかけすぎました。続きはまた(たぶん忘れちゃいますけど)。

>最後にこれだけは書いておきましょう。賢者を2人。経済評論家の内橋克人さんと音楽評論家の吉田秀和さん。

>このおふたりも汲めども尽きぬ重要な知見の泉です。内橋克人さんはNHKラジオの朝のラジオ体操後の隔週火曜日の「ビジネス展望」に出演なさいます。

>吉田秀和さんのお話は毎週紹介している「名曲のたのしみ」で聴けますが、図書館で「吉田秀和全集」をどうぞ。全部を1回読むより、1冊を自分の言葉で語れるまで読み込むやり方をお薦めします。

>「読んだことがある」なんて、全く(全くですよ)意味がありません。ジョークにもならないことでしょう。自らが変わる(つまり学ぶ)ためには、丸暗記でも読解でもなく、自分の言葉で語れるまで考え抜くしかありません。それができないときには「縁がなかった」と思ってあきらめましょう。世界には、まだまだアクセスすべき情報があふれていますから悲観することはありません。

>気象庁地震情報

各地の震度に関する情報

>気象情報

大型で強い台風に成長した台風第6号 (マーゴン)は、南西諸島方面を狙っているようです。

台風第6号 (マーゴン)

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

>昨日の最高・日最高気温は埼玉県 鳩山観測点の36.9度(14:09)、最低・日最低気温は北海道 宗谷地方 宗谷岬観測点(22:44)、同 浜鬼志別観測点(23:09)、同 沼川観測点(23:18)の12.7度、最低・日最高気温は北海道 宗谷地方 宗谷岬観測点の18.7度(00:48)、最高・日最低気温は沖縄県 北大東観測点の27.4度(21:54)でした。

>観測史上1位の値 更新状況

昨日7月13日

>今日のFM番組から

・午後2時00分 クラシックカフェ

プーランク、プロコフィエフ、カバレフスキー。

プーランクは「ヴァイオリンソナタ」と「2台のピアノのためのソナタ」。プロコフィエフは「交響曲第7番」。第1楽章第1主題は、プロコフィエフの生涯で最高の着想のひとつと言えるでしょう。晩年のプロコフィエフのおおらかさが音になって表れています。この曲の後にカバレフスキーを聴くのはちょっと、という気もしますが(チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の後にグリーグのピアノ協奏曲を聴くのにも似ている)、それを狙っているのかも(まさか)。

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック キアラ・バンキーニとアンサンブル415 演奏会

時間がなくなってしまいました。検索すると、この時(2010年3月11日王子ホール、あるいは前日のカザルスホール)のコンサート情報が出てきます。

番組詳細

>7月14日の過去のできごと

1789年 パリ市民がバスティーユ牢獄を襲撃、フランス革命の始まり。
1853年 黒船を率いて来航したペリーが久里浜に上陸。
1862年 オーストリアの画家、グスタフ・クリムト誕生。
1890年 ベラルーシ出身の彫刻家・画家、オシップ・ザッキン誕生。子どもの頃、ブリジストン美術館で初めて見た彼の作品「三美神」が金色でピカピカだったので、そういう作家なのかと思っていたら他の作品は違っていました。ザッキンの作品は日本には数多くあります。作曲工房日帰り圏内では、山梨県立美術館、東京都庭園美術館、横浜美術館など。
1939年 モラヴィア出身のグラフィックデザイナー、イラストレーター、画家のアルフォンス・ミュシャ没。
1964年 東京都品川区勝島でニトロセルロース蓄積倉庫から出火・爆発。使者19名、負傷者158名の大惨事。(勝島倉庫火災)
1969年 洋画家の坂本繁二郎(さかもと・はんじろう)没。
1977年 宇宙開発事業団が日本初の静止気象衛星「ひまわり」を打上げ。

 


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posted by tomlin at 11:01| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 定期便 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする