2012年01月31日

朝の定期便 2011-01-031(火)1月尽

 
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>今朝の最低気温マイナス4.1度(07:32;さいたま市観測点)、快晴。

>おはようございます。今朝も冷え込んだ快晴の朝を迎えています。

>今日は七十二候の “鶏始乳”(にわとりはじめてとやにつく:太陽黄経310度)。あと5日で立春です。

>今朝、テレビの情報番組で北海道陸別(りくべつ)町と占冠(しむかっぷ)村を取材したコーナーがありました。このような寒い地域で暮らす知恵とはどのようなものか興味があったので、ついつい家事の手を休めて見入ってしまいました。

>暖房はお洒落な感じの薪ストーブで、24時間燃やし続けます。薪は山から持ってくるので燃料代はタダだそうです。森が充分な大きさであれば、素晴らしい再生可能エネルギーです。

>驚いたのは室温。なんと31度でした。住民は室内では薄着で過ごします。ピアノ室が20度ですから陸別町の人々のほうが暖かく過ごしていることになります。

>池(とても広い)で鯉を飼っている方は、毎日重機で氷を割らないと鯉が酸欠になってしまうそうです。重機を使う理由は、氷の厚さが一日で15センチに達するため、人力では割れないからです。

>この寒さを利用していくつもの企業が陸別町に実験施設を設けているそうです。そのひとつが日産自動車のテストコース。寒冷地仕様はここから生み出されるのかも知れません。

>また、地中の水分が凍って家が傾いてしまう現象も起こります。春になって氷が解けるまで待つしかないということでした。

>晴れていても、洗濯物を外に干すとそのままの形に凍りついてしまいます(去年神戸から陸別へ転居してきた人の話)。

>そういうことを除けば、多くの人が普通に暮らしている町でした。占冠村との「寒さ日本一」のプライド争いはなかなか楽しそうでした。朝の挨拶が「今日は負けましたね」だったりするそうです。

>02時42分 月の距離が最遠(1.052、40万4318km、視直径29.5')。

>13時10分 上弦。

>減塩食第3回、最終回です。

>我が家の毎日の減塩食について書いてきましたが、視点を変えると減塩食という言葉は本来妙なものです。「モナリザ」のことを「髭を剃ったモナリザ」と呼ぶようなものです。

>本来のタイトルは「過塩食からの脱出」、あるいは「塩依存症治療への道」なのかも知れません。

>私が栄養学を学んで分かったことは、宇宙物理学や地震学同様、まだまだ謎だらけであるということです。

>そのひとつが、天台宗の一部の僧侶によって行われる千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)という荒行です。

>7年間をかけて通算1000日の荒行を行うのですが、その中に一日84kmを睡眠時間2時間で100日歩く(半年の間に)というものがあるのですが、その間の食事が「蕎麦、またはうどん一杯、ごま豆腐半丁、ジャガイモの塩蒸し2個」これを1日2回食べるだけです。運動量に対して摂取エネルギーも身体を作る栄養素も足りているとは思えません。

>しかも、行(ぎょう)の終わりには9日間の完全な絶食(竹筒の空気穴以外、土の中に埋められているので本当に絶食です。お経を読み続けて睡眠もとりません)。

>しかも、この行を成し遂げた人が病気にもならず、むしろ長寿であったりします。

>このようなことは現在の栄養学ではうまく説明ができません。

>ネットなどで調べれば減塩食の数多いレシピを知ることができます。また、WHOの塩分は1日6gが望ましいという指針も知ることができます(世界には、内陸部に住んでいるため塩が乏しく1日2gの塩分で生活している人たちもいて、塩分摂取のための大変な努力が続けられています)。

>人には個人差があり、20歳の人も90歳の人も、あるいは体重40kgの人も100kgの人も、みなひとくくりに塩分所要量を語ることはできないことでしょう。全世界の人が同じサイズの服を着ようとしているのと同じです。

>しかし、日本では塩分の摂取過剰による病気が多く発生していることは事実です。

>病気についてよく知っているのは医師ですが、あなたの身体についてよく知っているのはあなた自身です。しばしば「肝臓は沈黙の臓器」などと呼ばれますが、身体の機能は全ての内蔵や器官の連携によって成り立っています。肝臓に異変が起これば他の臓器がサインを発することもあるでしょう。

>つまり、私たちが自分の身体のサインに対して注意深くなれば、もっともっといろいろな事を知ることができるかも知れません。病気をいち早く感じて、早く医者の治療を受けられるかも知れません。

>同様に、私たちは自分自身で、もっとも自分の身体に合った食事にたどり着けることでしょう。そのためにも、減塩食を試してみて、身体の調子が良くなれば、それはあなたに合った食事に近づいているに違いありません。

>今回は高血圧や腎臓病に関わる生活習慣である塩味について書いてきましたが、エンプティカロリー(他の栄養素と併存しないカラのカロリー)の摂り過ぎによって血糖値を上げてしまう食事、あるいは過剰な遊離アミノ酸を生じさせてしまい、痛風に至る食事に関しても知らなければなりません。知ることは最大の武器です。

>それらへの対処法は、ネット上では個別に見出すことができますが、本来はひとつのものです。命に対する興味と畏怖を持ち続ければ、いつか私たちは広い視野を持つことができるかも知れません。

>最後に、減塩食に関するアイディアを送っていただいた方々にお礼申しあげます。機会があったらコーナーを設けて紹介したいと思います。

>ご愛読ありがとうございました。



>気象庁地震情報

各地の震度に関する情報

>気象情報

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

>昨日の最高・日最高気温は沖縄県 伊原間(いばるま)観測点の24.3度(12:59)、最低・日最低気温は北海道 上川地方 江丹別(えたんべつ)観測点のマイナス28.1度(23:23)、最低・日最高気温は福島県 鷲倉観測点のマイナス9.1度(13:44)、最高・日最低気温は沖縄県 志多阿原(したあばる)観測点の18.7度(06:42)でした。

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

昨日1月30日

>今日のFM番組から

・午後2時00分 クラシックカフェ

カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン。C.P.E.バッハは、音楽史に残るバッハの4人の息子たちの中でも、特に私たちが知る必要のある作曲家です。今日のメインプログラムはモーツァルトの「クラリネット五重奏曲」とベート−ヴェンの「交響曲第1番」で意見が分かれるところでしょう。

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック・セレクション 藤原浜雄 ヴァイオリン・リサイタル

クライスラー、チャイコフスキー、ベートーヴェン。

番組詳細

>今日1月31日の過去のできごと

1759年 フランスの作曲家、フランソワ・ドヴィエンヌ誕生。
1797年 オーストリアの作曲家フランツ・シューベルト誕生。同年生まれに詩人のハインリッヒ・ハイネ。1年遅れて画家のドラクロアがいる。
1937年 アメリカの作曲家、フィリップ・グラス誕生。同年生まれにピアニストのウラディミール・アシュケナージ。
1947年 作曲家の加古隆誕生。
1958年 アメリカが打ち上げたエクスプローラー1号に搭載されたガイガーカウンターの観測結果からジェームズ・ヴァン・アレンがヴァン・アレン帯を発見。
1989年 作曲家の芥川也寸志没。同年生まれに作曲家のピエール・ブーレズ。



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posted by tomlin at 12:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 定期便 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする