2011年02月09日

朝の定期便 2011-02-09(水)

 
>142015(←トップページアクセスカウンタ)/39136(←定期便アクセスカウンタ;内部カウンタによる昨日の実訪問者125人 / 258ページビュー)。

>今朝の最低気温0.4度(07:17;さいたま市観測点)、くもり→晴れ。

>午後ですが、朝の定期便です。昨夜はチラホラと雪が降ったようですが、私は明け方まで起きていたのに降雪を見ることはできませんでした。

>今日はアルバン・ベルク126歳の誕生日です。

>今日は七十二候の “黄鶯見完”(おうこう けんかん す:太陽黄経320度)です。

>このところ、高校も大学も音楽科に通う人たちの実技試験シーズンです。この時期になると、作曲工房でも補習レッスンがほぼ毎晩、夜遅くまで繰り広げられます(リミットは午後11時まで)。

>作曲工房では、どの曲を練習すべきかという明確な指示は与えない場合が多くあります。言われたことをやるのはとても簡単である反面、言われたことなどやりたくなかったりもするからです。

>ことの重要性に気づいた人だけが、何かに到達できるのは自明の理です。そういう人は、自ら何をすべきかが分かってきます。そうでなければ永遠にレッスンを受け続けなければ進歩できないということになります。

>たとえば音楽科2年生に在籍するJ君は専攻が管楽器なのでピアノのスケールの試験はないのですが、他校の音楽科では管楽器専攻でもスケールの実技試験があるからという理由で毎日全調スケールを弾き込んでいます。

>私の許を離れても自らどんどん向上できるようになることもレッスンの重要な課題のひとつです。

>私たちが目的を達成するために必要なのは時間でも練習でもありません。それはアイディアです。

>アイディアというのは「正解(目的・あるいは実現)にたどり着く道筋」のことを指します。正解にたどり着けない考えはアイディアとは言えないわけです。

>アイディアは、常に事実を正確に把握し、認識することから生まれます。事実を認識するということは、何が重要であるかが分かることです。

>私は、しばしば音楽を「聴き込む」という言葉を使います。音楽を聴くということは、とてつもなくエネルギーを使う行為です。

>ぼんやりと聴いていると、布地で言うなら色や模様だけが聴こえてきます。しかし、良く聴くと布地が「横糸と縦糸」でできていることに気づきます。場合によっては、それらに個別の色があって、織り方によって模様が生まれていることに気づきます。さらに、それが縫製されて立体的な衣服として出来上がることに思い至ることでしょう。

>ところが、本当に重要なのは暖かさや涼しさ、着心地であって、それを支えているのが布地の織り方とデザイン、縫製技術など総合的な力なのです。

>音楽を聴き込むというのは、作曲家と同じ立場で聴けるようになるまで高い境地に向かうことです。作曲家がこれでよし、と判断したその理由を感じたら最高に違いありません(ちょっと考えられませんが)。

>しかし、作曲家は(モーツァルトなどは別としても)自作曲を数百回、場合によっては数千回、心の中で反芻して聴き返していることでしょう。聴いている私たちは、それを上回らなければ作曲家に追いつけないことは容易に想像できます。

>こんなことは「聴くように」と言われただけではできるわけがありません。本人がその曲の美学と価値に気づくからこそできる、あるいはそうしなければ気が済まないということです。本人にしえみれば、それは努力でもなんでもなく、むしろ喜びであることでしょう。

>私たちが、望んでいるにも係わらず何かを成し遂げられないとしたら、それはアイディアを育てていないからと言えるでしょう。

>繰り返しになりますが、アイディアは事実の把握と認識からスタートします。その成果はあなたに価値判断の力を与え、あなたはその判断に従って、重要なものを自らに取り込むことでしょう。その繰り返しだけが無為に時間が過ぎていくことを防いでくれることでしょう。

>師の故・土肥先生は「たどりつけなければ縁がなかったということだ」という厳しい言葉を投げかけてきました。それを思い出すたびに、たどり着きたいことには絶対たどり着きたいと狂おしいほどに思います(多分、私は強迫神経症ぎみなんだと思います)。

>何だか、いても立ってもいられなくなってきたぞ。仕事に戻ります。

>今日(2月9日)、午前01時43分頃、父島近海( 北緯27.3度、東経143.6度)を震源とするM5.6の地震がありました。

当該地震情報

>気象情報

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

>昨日の最高・日最高気温は沖縄県 志多阿原観測点(12:59)、同 波照間観測点(13:14)の25.2度、最低・日最低気温は北海道 胆振地方 穂別観測点のマイナス22.1度(05:42)、最低・日最高気温は青森県 酸ケ湯観測点のマイナス8.4度(13:00)、最高・日最低気温は沖縄県 所野観測点の19.5度(02:06)でした。

>今日のFM番組から

・午前10時00分 名曲のたのしみ(再)ハイドン その音楽と生涯(57)

番組詳細

・午後2時00分 クラシックカフェ

ブラームス、シューベルト、ベルク。ロマンティシズムが彼らの共通点でしょう。アルバン・ベルクは一生の間に、ぜひ聴こえるようになりたい作曲家のひとりです。もちろん、他の20世紀の作曲家同様、手順(メソード)を踏む必要があります。下にオペラ「ヴォツェック 作品7」から「インタールード(間奏曲)」の動画を埋め込んでおきます。シノプシスもぜひお読みください。ベルクは後期ロマン派としてのシェーンベルクの一面に近い立場を取っており、極北のロマンティストと言えるほどです。
最後にマルティン・シュタットフェルトが弾く、バッハがトランスクリプションしたマルチェルロの「オーボエ協奏曲」第2楽章が放送されます。

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック マーラー没後100年特集(3)

「交響曲第4番 ト長調」ほか。マーラーの11曲の交響曲(最後の第10番は未完)では、第2、3、4、8番と番号なしの「大地の歌」(8番の次に完成)に声楽パートが入ります。第4番は、マーラーの交響曲中オーケストラの編成が最も小規模で演奏時間も短めです(古典派の交響曲に比べれば長い)。

番組詳細

>2月9日の過去のできごと

1801年 伊能忠敬が実測地図の一部(蝦夷南東海岸と奥州街道の略地図)を江戸幕府に献上。もし、想像力を働かせたならば、この一文がどれほどのドラマの結果であるかに気づいて、私たちの人生の後半生を変えてしまうことさえあることでしょう。
1881年 ロシアの文豪、フョードル・ドストエフスキー没。ドストエフスキーが何を考えていたか(何を重要なこととして認識していたか)はウィキペディアや評伝からは分かりません。彼の実作品から私たちが読み取る以外方法はありません。ところが、それを読み取るためには私たち自身がドストエフスキーの精神レベルに限りなく近づく必要があり、どう考えても、人生にはボケッとしている暇はないことになります。
1885年 オーストリアの作曲家、アルバン・ベルク誕生。同年生まれに指揮者のオットー・クレンペラー、俳人の尾崎放哉がいる。また、この年にブラームスの交響曲第4番が作曲者自身の指揮によって初演。
1893年  ジュゼッペ・ヴェルディの歌劇『ファルスタッフ』がミラノで初演。
1960年 ハンガリーの作曲家、エルンスト・フォン・ドホナーニ没。
1976年 アメリカの作・編曲・指揮者、パーシー・フェイス没。若い頃はクラシックピアニストを目指していたと言われています。
1989年 手塚治虫没。


Alban Berg: Wozzeck "Interlude"


ヴォツェックのシノプシス(ストーリーの概略)



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posted by tomlin at 15:07| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 定期便 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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