2011年05月02日

気まぐれ不定期便 2011-05-02午後 「蕨市広報誌2011年5月号を読んでみました」


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>休憩がてら気まぐれ不定期便です。

>午後3時、お茶の時間です。お茶を飲みながら茫々と更新。

>作曲工房のある蕨市は、総面積5.1平方キロメートルの日本一小さな市です。

>平成の大合併が行われた時にも、合併の話が2つ持ち上がりましたが、どちらも実行には至りませんでした。総務省主導で行われた大合併によって1999年には3232あった市町村数は2010年度末には1727となりましたが、蕨市には縁がなかったのでしょう。

>この小さな市(人口72552人、人口密度14225人/平方km:2010年4月1日現在)には工場が少なく、住宅地が広がっています。

>私の感覚では、蕨市は、とても住みやすいところです(単なる「住めば都」か?)。

>交通面では京浜東北線と埼京線の2路線が使えて、さらに隣の駅(埼京線なら「武蔵浦和」、京浜東北線なら「南浦和」)で武蔵野線に接続するため、東は千葉方面やディズニーランドのある舞浜にもそのまま行けます。西は西国分時で中央線に接続しているので、これまた便利です。埼京線は新宿まで25分、京浜東北線なら東京文化会館のある上野までも25分です(赤羽で高崎・宇都宮線の中距離電車に乗り換える裏技で時短という裏技もあります)。埼京線北戸田駅から15分、京浜東北線蕨駅からも15分の大宮駅では東北・山形・秋田・上越・長野新幹線に乗り換えることができます。東海道新幹線に乗るには蕨駅から東京駅まで32分です。

>ちなみに湘南新宿ラインを使えば、赤羽-横浜間を46〜50分くらいで結ぶので、中華街も「みなとみらいホール」も思ったほど遠くありません(私は渋谷から東横線を使って交通費を浮かせていますが)。

>クルマなら東京外環道の戸田西ICと外環浦和ICまで作曲工房から5分くらい。最寄りのICからは関越道や東北道まで10分前後で接続します。常磐道までは20分くらい。

>こんな蕨市にはたくさんの音楽家の方が住んでおられます。オケの方も多く、以前、蕨市主催のコンサートで、東京交響楽団の方が蕨に住む理由を「どこのホールへ行くにもアクセスが良いから」と話していらしゃいました。

>そんな蕨市の「市長マニフェスト取り組み状況」が5月の蕨市広報誌に掲載されていますから、早速検証してみたいと思います。なお、私は市長派でも、反市長派でもありません。私は「為すべきことを為す人」派です。

>蕨市長は頼高英雄(よりたか・ひでお)という人で第1期途中です。政党は共産党。共産党の市長は珍しいかも。

>連続値上げ計画(国保税・下水道料金・家庭ゴミ有料化の中止)→すぐ実行(値上げせず据え置き)。
>もともと、小さな市では国保税が他市よりも高いのではないかという疑問がありますが、据え置きは評価できます。下水道料金の据え置きも頑張っていると思います。なぜなら、最近、浄水器のフィルターがほとんど汚れず、高度浄水が行われるようになったと考えられるからです。家庭ゴミ収集の有料化は全国各地の自治体で始まっていますから評価できますが、有料化にはゴミの減量という効果もあるようですから、ゴミ減量化推進と同時に行えば二重丸です。

>長期政権のしがらみからの脱却→すぐ実行。
>「施政検証委員会での検証結果に基づき土地開発公社の健全化や職員とのクロストークなど改革を実行中」と書いてありますが、具体的な表記ではなりので、どこまで進んだのかよく分かりません。現職の頼高市長になるまで、田中恵一市長(保守系)の長期政権(1975-2007年)でしたから、いろいろなしがらみが出来上がっていることが想像できます。頼高市長に期待しましょう。

>市長給与30パーセント削減、退職金50パーセント削減→すぐ実行。19年9月から実行中。これまでの削減額は2350万円。
>納税者から見れば良いことのように思えますが、減らせばよいというよりは、民間の所得水準から考えて妥当な金額であることが重要でしょう。多すぎは論外ですが、きちんと仕事をした人には正当な対価が支払われるべきです。

>3台の高級公用車を1台の普通車に。→すぐ実行。20年1月市長公用車(トヨタ・セルシオ)をヤフー・オークションで271万円で売却。
>市長はエライから高級車に乗るのか高級車に乗せてエラそうに見せるのか分かりませんが、本当に偉い人は軽自動車に乗っても偉さが損なわれることはないはずです。市長の公用車は、良く整備され、快適に乗れて公務をこなすことに支障のないクルマであればよいでしょう。

>不要な土地の売却→4年以内。4年間の売却額は約1億1250万円。目標2億円に対する進捗率26.3パーセント。
>「不要な土地」の判断基準が分かりませんが、土地が安い時に売却してしまったかも。でも、頑張っているのだと思います。

>肥大化した管理職の20パーセント削減、人件費の抑制(4年間で累計2億円)→4年以内。23年4月現在、管理職は22パーセント削減(112人から87人)。人件費は3年間の累計で約7億3000万円、目標に対して3.6倍の達成率。
>これも民間の所得水準に合わせて考えるべきで、どの程度が妥当なのかわかりませんが、労働の対価は正当であるべきです。ぜひ慎重に進めてください。

>防犯灯を4年間で300基新設、中学3年生までの医療費無料化、全ての小中学校を4年間で耐震化、保育時間の延長(平日午後8時まで、土曜日午後5時まで)、幼稚園児補助金を4万円(年額)に増額、在宅介護手当ての増額などたくさんあるのですが、休憩時間終了につき、ここまで。

>以上「蕨市広報誌(2011年5月号)を読んでみました」でした。

 
ラベル:蕨市長
posted by tomlin at 16:39| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 不定期便 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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