2012年01月28日

朝の定期便 2011-1-28(土)

 
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>今朝の最低気温マイナス3.8度(04:54;さいたま市観測点)、晴れ。

>おはようございます。今朝も氷点下の寒い朝となっています。

>快晴と書きたいような空なのですが、南に薄雲が広がっていて雲量2を超えているという判断で「晴れ」としました。

>今日から数回、私が毎日作っている「減塩食」のヒントを連載します。

>今から20年ほど前、子育てをするにあたって栄養学と、世界の伝統料理について少しだけ勉強しました。私たちの人生は何を食べるかで将来(健康や寿命、つまり生涯活動レベル)が変わってくるからです。

>毎日、ほんの少し塩分や脂質を多く摂るだけで、10年間では10kgの差が出るかも知れません。その煤iシグマ:総量)が生活習慣病の怖さです。

>洗練され完成された世界の伝統料理は、伝統衣装や伝統音楽同様、個人のアイディアなどでは到底かなわない完成度です。過去の歴史の中で滅び去った多くの民族は「伝統料理の完成に至らなかったことが原因」とする説を読んだことさえあり、そういうこともあるだろうと感じました。

>アメリカの上院議会が1976年にまとめた医療費削減に関する6000ページからなる「マクガバンレポート」にも、その終わりに「第2次世界大戦前の日本の家庭料理を模範とした食事を摂れば、医療費は激減するだろう」というようなことが述べられています。

>日本食の唯一の欠点がナトリウム含有量の多さです。減塩食は病人食ではなく、全ての日本人が取るべき食習慣と言えるでしょう。

>減塩食というと薄味の食事を思い浮かべるかもしれませんが、実際は、むしろ逆です。

>握りたてのおむすびはツブツブの塩が舌に当たって塩味が濃く感じられますが、お昼になってから食べると塩はごはん粒に染みこんで薄味になります。しかし、含有塩分量が減ったわけではありません。

>これが減塩食を作るヒントです。これは表面調味といい、塩味を強く感じさせる方法のひとつです。

>では、この続きはまた明日。ご自身や身内のかたに高血圧などの心配事を抱えている方にも、この連載をお知らせいただければと思います(果たして役に立つかどうかは未知数ですよ、私も素人ですから)。


>気象庁地震情報

今日、午前07時9分頃、山梨県東部・富士五湖(北緯35.5度、東経139.0度)を震源とするM5.0、最大震度4の地震があり、後を追うように午前07時43分頃には、M5.5、最大震度5弱の地震がありました。その後、有感の余震が数回続いています。下のリンクは本震と思われるM5.5の地震情報です。

当該地震情報(本震のみ)

気象庁から、短時間に発生した一連の富士五湖地震についての地震情報が出ています。

地震情報(地震の活動状況等に関する情報)平成24年1月28日09時45分 気象庁発表

各地の震度に関する情報

>気象情報

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

>昨日の最高・日最高気温は沖縄県 志多阿原(したあばる)観測点(12:57)、同 波照間(はてるま)観測点(14:21)の24.3度、最低・日最低気温は北海道 上川地方 江丹別観測点のマイナス28.3度(23:16)、最低・日最高気温は青森県 酸ケ湯(すかゆ)観測点のマイナス12.0度(04:18)、最高・日最低気温は沖縄県 石垣島観測点の19.0度(00:19)でした。

>観測史上1位の値 更新状況

昨日1月27日

>今日のFM番組から

・午後6時00分 N響演奏会 第1720回N響定期公演(指揮:レナード・スラットキン)

アルヴォ・ペルト「フラトレス(1997/1991改訂)」
サミュエル・バーバー「ヴァイオリン協奏曲 作品14」(Vn:ナージャ・サレルノ・ソネンバーグ)
チャイコフスキー「交響曲第6番 ロ短調 作品74 “悲愴”」

番組詳細

・午後9時00分 名曲のたのしみ 私の試聴室

今日はスクリャービンのピアノ協奏曲とソナタ(第7番“白ミサ”、第9番“黒ミサ”)、そして作品57の「2つの小品」です。
スクリャービンはモスクワ音楽院のタネーエフのクラスでラフマニノフと同級生でしたが、初期は別として、その音楽はまるで異なる時代のものであるかのようです。ピアノソナタも第4番あたりまではロシアのショパン、あるいはロシアのリストという印象も残っていましたが、その後は神秘主義的な謎の多い作風へと変わっていきます。音に色が伴って見えるという共感覚の持ち主で、音と色が同期する「光・色オルガン」を考案して演奏に使ったりもしました。私も若い頃(高校時代頃)に影響を受け、20歳くらいまではスクリャービン風のピアノ曲をいくつか書いたほどです(ウラノメトリア第6巻に「高貴な人の肖像」という曲が収録されるかも知れません)。
今夜の「白ミサ」と「黒ミサ」は、すでに無調音楽(12音ではない)で(ただし、歌は残っているので言われなければ無調とは気づかないかも知れません)、彼の独自性が強く発揮された作品です。スクリャービンは耳障りな「忌避音」が少ないため、無調作品のなかでも聴きやすいもののひとつです。黒ミサを聴いたあとでピアノ協奏曲を聴くと、とても同じ作曲家の作品とは思えず(それどころか100年くらい異なる時代の作曲家)、不思議な気持ちになります(今日の放送では順序が逆です)。
スクリャービンは「間もなく世界が滅びる」と信じており、老後は山に篭って世界の破滅を見ようと思っていたらしいのですが、1915年、ドビュッシー(1918年没)よりも早く43歳の若さで没してしまいました。

番組詳細

>今日1月28日の過去のできごと

1611年 最初の月面図を制作したポーランドの天文学者、ヨハネス・ヘヴェリウス誕生。
1687年 ヘヴェリウス没。
1791年 フランスの作曲家、フェルディナン・エロルド誕生。
1887年 ポーランド出身のピアニスト、アルトゥール・ルビンシュタイン誕生。同年生まれに画家のアウグスト・マッケ、マルク・シャガール、マルセル・デュシャン、作曲家の中山晋平、信時潔、建築家のル・コルビュジエ、物理学者のエルヴィン・シュレーディンガー、数学者のシュリニヴァーサ・ラマヌジャンらがいる。
1912年 アメリカの画家、ジャクソン・ポロック誕生。同年生まれには指揮者のセルジュ・チェリビダッケ、ゲオルク・ショルティ、クルト・ザンデルリンク、作曲家のジョン・ケージ、「交響曲5 1/2番」で知られるドン・ギリス、ジャズピアニストのギル・エヴァンス。
1935年 ロシアの作曲家、ミハイル・イッポリトフ=イワノフ没。
1939年 アイルランドの詩人・劇作家、ウィリアム・バトラー・イェイツ没。
1958年 レゴ社のゴッドフレッド・キアク・クリスチャンセンがレゴブロックの基本構造に関する特許を出願。

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posted by tomlin at 12:16| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 定期便 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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