2012年03月01日

朝の定期便 2012-03-01(木)

 
>149110(←トップページアクセスカウンタ)/ 53232(←定期便アクセスカウンタ;内部カウンタによる昨日の実訪問者140人 / 310ページビュー)。

>今朝の最低気温0.4度(06:47;さいたま市観測点)、晴れ。

>おはようございます。今日から3月。少しだけ雲がありますが、よく晴れた朝を迎えています。

>朝は陽の当たらない我が家のカーポートなのに、クルマに積もった雪は大部分が落ちたり融けたりしてなくなってしまいました。やはり春の雪でした。

>「音の会」のコンサートがいよいよ明日となりました。

>「2台ピアノのためのソナタ」は私の最重要作品と位置づけられるかも知れない曲なので、とてもドキドキ・ワクワクしています。

>音楽作品が後世に伝えられるとしたら、それは出版社や評論家、メディアにおける評価ではなくて「演奏したい」と希求する演奏家、「聴きたい」と熱望する音楽愛好家(聴衆)の力であることは間違いありません。

>さらに、その「演奏家」や「聴衆」は現代の人たちだけではなく「未来の人々」をも含まなくてはなりません。

>音楽史上には、その当時大変な人気を博した作曲家が星の数ほど存在します。しかし、世紀を超えて弾き継がれる、あるいは聴き継がれる作曲家となると、ほんの一握りの人々になってしまいます。

>バッハやベートーヴェンは、ずっと未来の人々にも求められる音楽を書いたことになります。

>とても難しいことですが、私は21世紀の空気を存分に内包しながらも、現在(いま)しか通用しないセンスを極力排除して作曲したいと考えています。

>鉄腕アトムに描かれた21世紀は、とうとうやってきませんでした。歴史は自然の開拓・克服ではなく、保存の方向に向かっているように見えます(温暖化の阻止などがその一例)。

>その鉄腕アトムの頃に主流であった「調性から無調へ」というスローガンも、まるでレトロな「銀色の服を来た宇宙人」のように思えてきます。

>人の美的内面が変化するとしたら、調性があるかないか、などということではなく、質的な変化(バッハからドビュッシーに至るような)でしょう。

>私自身が何でも分かっているわけではありません。毎日迷いながら道を探しています。どうすればよいのかをずっと考えています。ウラノメトリアには、私がたどってきた道が記されていると言ってもよいでしょう。

>遺された時間で、少しでも本当に自分が求めている音楽に近づいていきたいと思っています。

>明日は、そのひとつの答えでもあります。ぜひご期待ください。

>「音の会」コンサート 2台ピアノの夕べ
 2012年3月2日(金)18:30開場 19:00開演
 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール(埼京線与野本町駅下車7分)
(2台ピアノソナタはプログラム2番です。前が「バッハ:フーガの技法から」、後ろがラヴェル「スペイン狂詩曲」)
 チケット 1500円(全席自由) ※ご連絡いただければご招待します。tomlinあっとinfoseek.jp(あっとを@に)

>朝の定期便の更新時間短縮のために、今日から一部内容の表示方法を変更します。

>第1弾は、季節の移り変わりをダイレクトに感じることができる「昨日の最高・最低気温」ですが、今までデータを手打ちしていたのですが、気象庁のリンクに変更します。

>手打ちで数字を表現すれば、必ず目にとまるものですが、リンクは開かなければなりません。ご面倒でもぜひクリックを。その代わり、第2位以下の観測点も見ることができますし、雨量や風速なども閲覧できるようになります。

>気象庁地震情報

昨日の定期便更新から今までにM5.0を超える地震が5回発生しています。
昨日、テレビのニュース内で、飲料水だけではなく生活用水の備えもするようにと報じていました。石油用の20リットルタンクや災害時用に売られている4リットルの折りたたみ式の水バッグ、ペットボトルなどを活用して備蓄可能です。備蓄量は各家庭の事情(保管場所の広さ、家族の人数など)に合わせて無理のない範囲で行えばよいと思います。月に1度くらいは更新できる量が適当であると思います。頑張り過ぎると続きません。継続可能な備えを。

各地の震度に関する情報

>気象情報

実況天気図

地域時系列予報(埼玉県)

気象衛星 赤外日本域画像

気象衛星 可視光全球画像

・昨日の全国観測値ランキング(2月29日)

>観測史上1位の値 更新状況(閲覧可能なのは今日だけです)

昨日2月日

>今日のFM番組から

・午後2時00分 クラシックカフェ

シューマンとブラームス。ドイツロマン派の王道を行くプログラムです。

番組詳細

・午後7時30分 ベストオブクラシック・セレクション 神奈川県小田原市公開録音

小川典子・ピアノリサイタル

モーツァルト、ベートーヴェン、菅野由弘、リスト。

こちらも大曲揃いで聴き応え充分です。特にベートーヴェンの「ピアノソナタ第31番 変イ長調」とリストの「ピアノソナタロ短調」は、深く研究すべき価値があります。

番組詳細

>3月1日の過去のできごと

1445年 イタリアの画家、サンドロ・ボッティチェッリ誕生。日付は不確実。
1810年 ポーランド生まれの作曲家、フレデリック・ショパン誕生。2月22日説あり。
1883年 彫塑家の朝倉文夫誕生。台東区にある「朝倉彫塑館」は建物自体が文化財としての価値が高いのでぜひ一度どうぞ。近所に猫たちで有名な「夕焼けだんだん」があります。
1886年 オーストリアの画家、オスカー・ココシュカ誕生。
1892年 小説家の芥川龍之介誕生。
1895年 日本画家の小倉遊亀誕生。2000年に105歳で没するまで現役画家でした。
1896年 ギリシャの指揮者・ピアニスト・作曲家のディミトリス・ミトロプーロス誕生。
1896年 アンリ・ベクレルが放射線を発見。
1925年 NHKの全身である東京放送局が試験放送を開始。インターネットと同じくらいの情報革命だったことでしょう。
1954年 アメリカが太平洋のビキニ環礁で水爆実験。第5福竜丸が被爆。いまでもそれほど向上しているとは思えませんが、地球人(特に軍隊)の当時の平和センス(人命尊重の感覚)と環境センスがいかにひどかったかが分かる事件です。
1958年 イタリアの画家、ジャコモ・バラ(バッラ)没。
1966年 ソ連の金星探査機「ベネラ3号」が金星表面に衝突。史上初の地球以外の惑星表面への到達。
1969年 NHKのFM本放送開始。これによって、とむりん少年に “外なる”音楽世界への扉が開かれました(実際には、その2年後、高校生になってから)。過去に創作された人類全ての音楽遺産を聴き尽くす覚悟でした。
1976年 フランスの指揮者、ジャン・マルティノン没。
1982年 文芸評論家の小林秀雄没。「モオツァルト」の著者。
2001年 天文学者の小田稔没。




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posted by tomlin at 10:40| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 定期便 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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